「見知らぬ親友」への手紙– ひとりじゃないよ –

レベマイ99(レベル マイナス99)管理人、貧困サバイバーの「とっちゃん」と申します。
「とっちゃん」のプロフィールはこちら

君の人生は屈辱に満ち溢れていましたか?悪意と隣合わせでしたか?

もしその様な不遇な人生ならば、この手紙を読んでいって欲しいと思います。

決してあなたは1人ではないのだから。同じ思いをした仲間はいるのだから。

「痛みを分かち合う友」はいるのだから。

この手紙が少しでも君の人生の助けになり、そしてこの輪が少しでも広がっていけばと僕は願います。

目次

元気にしていますか?

Dear 見知らぬ親友へ

はじめてお便りします。

おそらくだけど元気じゃないよね

体は元気かもしれないけど、心が苦しいよね、孤独だよね

もしかしたら体か心、どちらも悪くしているかもしれない

ただ、残念だけど僕には経済的にも「地位や名誉」でも君を助けてあげる力がないんだ・・・
ほんとうに僕が無力で申し訳ないと思う

ただ、知っていて欲しい事があるんだ・・・

僕は君の事を親友と思っている。

それだけは忘れないでいて欲しい。

現実の社会じゃ僕は、人付き合いが苦手で人を信用しないから友達になる方法を知らないし、

君も、自分の過去や苦しみを隠しているから互いに気づかないかもしれない。

でも安心してほしいんだ、僕は知っているよ。

僕たちはほんとによくがんばってきたよね

Lv マイナス99のはじまり

どうやら僕たちは、経済的に恵まれない親の元に産まれたようだ

僕も未だに釈然としないが・・・どうやらそうらしい!

悲しい事だけど経済的だけではなく、虐待や病気もあったのかもしれないね

生まれながらの致命傷 Lv マイナス99のスタート切ることになったね

親の義務も僕たちが背負った

僕たちは親の義務も背負う必要があったね

親が子供を「経済的に支援をする義務」、「安全を担保する義務」・・・

そう僕らは自分で背負うしかなかったよね

悔しいよね

君が、「親が用意した舞台」で努力できた人に

「努力が足りないだけ」「頑張ったのにそんなもん」「そんなの大したことない」って

よく言われたよね、今も言われている?

いやもしかしたら
そんなことすら言ってもらえない?

相手にされてない

ひどいよね!

「普通」の人もすごい努力したと思うよ、それを否定する気は全然ないんだけど・・・

でも・・・

僕たちもすごい頑張ったと思うよ

マイナスからのスタートだから、Lv 0に戻すのだってすごく大変だったよね

「普通」に戻すだけでものすごい努力をしたよね

たぶん人生一回分の「ちから」をつかったんじゃないな・・・

僕たちはそこからやっとスタートラインって事を、みんなに理解してほしいよね

生き延びるだけで精一杯

僕たちは努力する機会もなかったよね

その日を「生きる」事が最優先だった(だって食べ物がなかったし・・・)

僕たちはもっと胸をはっていきていいと思うよ

だって僕たちは一人で生き抜いてきたのだから・・・

認めてほしかったよね

力がたりなくてよく周囲にがっかりされたね

あの目は辛いよね

認めてほしかったよね

気を使われたね

僕は知ってるよ

友達に気を使われたね

隠しても貧乏なのは気づかれているもんね

友達にそんな風に思われるのが嫌でどんどん自分から距離をとったよね

友達もどう接して良いかわからないから自然と距離があいてしまう

いっぱい我慢したよね

僕は知っているよ

君がいっぱい我慢してきたこと

そうしているうちに「自分の事がわからなく」なったよね

親を気遣ったよね

僕は知っているよ

君は優しい子だったから

親に心配いさせまいと一人で悩みを抱えて生きてきたね

きっと今も親に嫌な思いをさせないように、きっと言えてないよね

残念ながら

でも僕たちは知っているよね

こんな世の中でも、自分の足で歩いて行かなければいけないこと

「諦めさえしなければ・・・」そんなキラキラな言葉は大嫌いだよね!

でも少なくとも僕は歩いていくよ、

その先に「新しい景色」があることを信じて

いろんな意味でめちゃめちゃシンドイけどね・・・

追伸

生まれ変わりたくない?

僕はね、30代くらいまでは

もう生まれ変わりたくないと思っていたんだ

なんなら生まれて来ない方が楽だったなとさえ思っていた

ただ最近は、自分の経験が誰かの為に少しでも力になれたら・・・

もしかしたら、もう一回「普通の家庭以上になら」生まれ変わるのもありかな・・・

僕の家系は代々不幸の連続

僕の家系は本当に不幸の連続なんだ。(全然大袈裟じゃない!)

なんとか僕の代で「負の連鎖」を止めたいと思っている。

80才くらいまで生きたら、全ての「負の財産」を解決してから旅立とうと思う

それが僕の「使命」だと思っている。

「大丈夫だよ、そういう事ができない人もいる事は僕も知っている、だから絶対に自分を責めないでね

もしこの手紙がなにかの力になったらとても嬉しいよ

寿命ばかりはわからないので、長生きするかもしれないけど、

30年後位にもしあっちであったらなら「この手紙でホッとした!」と教えてくれると、とても嬉しいよ。

もし役にたたなかったら「教えないで・・・(笑)」あっちでヘコむから・・・(笑)

許して・・・(笑)

「見知らぬ親友」の親友より ~永遠の友情を込めて~

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